早春の早稲田~夜~

 夜の撮影というのは、なかなか難しいもの。

 デジタルカメラの性能がよくて、オートで撮影すると昼間の写真のように明るく映ってしまう。いかに「夜」を表現するか。まだ桜の咲かない早稲田の夜で練習してみた。

 ごらんのように、近所の家のお花は昼間のように明るく映る。 

 若松河田駅前の美容院。

 近くの駐車場、そして軒下のバイク。露出については、まだ迷うところだが、好みの問題でもあるかもしれない。

 教会の十字架が印象的だったので…。しかし、前景のガードレールが明るすぎるのと、構図がダメなのと…。要するに全然ダメな写真だが、失敗作も重要だ。

 戸山公園のロケ。

 箱根山通りの絵は、露出的には満足だが構図に難がある。2枚目の公園内の写真はあまりに露出不足だろうか。

 3枚目と4枚目は、ホワイトバランスで色温度を極端にアップダウンした実験作。3枚目は赤外線写真のようになってしまっている。

 5枚目の遊具の絵は、自分的にはいい暗さだと思っているが、6枚目はいま一つ。

 7枚目。照明を白く撮って、暗さを表現してみた。8枚目は、水道の蛇口を使って夜の公園の寂しさを表現。

 早稲田奉仕園の教会とその周辺。なかなか風情のある建物だが、夜の撮影は初めて。懐かしさを表現するためにオールデイズというフィルターを活用した。

 早稲田大学の夜。

 1枚目はキャンパス外の民家の軒灯。

 次の写真は、グランド坂から東門へ抜ける道。低く構えて東門を望む。

 出口でお寺の塀が印象的なフォルムだったので、これも収めてみた。

 残りの3枚は大隈講堂。以前から思っていたが、大隈講堂は構図によって、陳腐にも見える建物。とくに最近は、周囲の学舎がビル化してしまい、風景としてイマイチ。もっとキャンパス全体を美しく見せるデザインをよく検討してもらいたいと思う。

 ということで、やっぱり講堂単体で撮影してみた。重厚感は出ているのではないか。

 夜の都電早稲田停留所。もう少し乗客の生活感―一日の疲れが表現できればよかった。光ももう少し滲むように撮りたかった。

早稲田通りへ出て子育て地蔵。

 居酒屋源兵衛の脇道。上の絵はかなり露出アンダー。下の絵は夜が感じられはするものの、路地裏らしい暗さが足りない。とくに左上の壁が明るく映り過ぎている。

 上の絵の露出を若干プラス補正してもよかったかもしれない。

 夜の探求はまだ続く。夜桜にも挑戦してみたいものだ。

GR-Tough Diary

PanasonicのCompactDigitalCamera、LX100をもって、今日も散歩に出かけました。

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